「玉ねぎ栽培って、やることが多すぎて何から手をつければいいの?」
育苗の苗サイズ、追肥のタイミング、病害虫の対策など玉ねぎは栽培期間が長い分、ひとつひとつの工程で判断を間違えると、とう立ちや腐敗といった取り返しのつかないトラブルに直結します。特に「苗が太すぎてとう立ちした」「追肥が遅れて玉が太らなかった」という声は、よくある話です。
この記事では、元ホームセンター系の資材屋に勤務していた管理人が、在職中にさまざまな肥料メーカーや農薬メーカーの営業さんから直接聞いた話や、農家さんなどから聞いたリアルな声をもとに、経験を活かしてどこにも忖度なくお話していきます。
この記事でわかること
- 玉ねぎの作型(秋まき・春まき)と品種の選び方
- 育苗で失敗しないための苗サイズと管理のコツ
- 追肥の正しいタイミングと「やってはいけない時期」
- 土作りから施肥設計までの具体的な手順
- 収穫適期の見極めと長期貯蔵のテクニック
玉ねぎ栽培は〇〇で8割決まる

玉ねぎ栽培の第一歩は、自分の地域と出荷時期に合った作り方と品種を選ぶことです。ここを間違えると、いくら管理を頑張っても思った結果が出ません。
秋まき栽培と春まき栽培の違い
玉ねぎの栽培方法には大きく分けると
- 秋まき
- 春まき
の2つの方法に分かれます。
もっとも一般的なのは秋まき栽培で、9月に種をまいて11月頃に定植し、翌年5〜6月に収穫するサイクルです。関東以西ではこの作型が主流になります。
一方、春まき栽培は北海道や東北地方などの寒冷地で行われる作型で、2〜3月に播種して4〜5月に定植、8〜9月(東北は7~8月)に収穫します。
また、一部では極早生品種を使って秋に植え付け冬に収穫する冬どり栽培もあります。
品種選びは「いつ収穫したいか」で決める
品種選びの基本は
- 収穫時期
- 貯蔵性
のバランスです。それを考えて品種を分けると以下の3つとなります。
- 早生・極早生
- 中生・中晩生
- 晩生
簡単に説明していきます。
早生・極早生品種(マッハ、ソニック等) は早く収穫できるメリットがありますが、長期貯蔵には向きません。「とにかく早く出荷したい」「新玉ねぎとして販売したい」という場合に選ぶ品種です。
中生・中晩生品種(OK黄、ターボ、ネオアース等) は大玉になりやすく、貯蔵性も高いため、家庭菜園から営農まで幅広く人気があります。初心者にもっともおすすめしやすいのがこの中生タイプとのことでした。
晩生品種(もみじ3号、ケルたま等) は吊り貯蔵で長期保存ができるのが最大の強みです。寒冷地では耐寒性や腐敗しにくさも重視されます。「もみじ3号」や「ガイア」などが有名です。
玉ねぎの育苗は苗の太さが収穫を左右する?

玉ねぎ栽培においてだけではありませんが、育苗は最重要工程です。「苗の仕上がりが収益の8割を決める」と言っても過言ではありません。
それではお話していきます。
理想の苗サイズは「直径5〜6mm」
育苗で絶対に押さえるべき数字が、
苗の直径5〜7mm(鉛筆よりやや細い程度)、長さ20〜25cm
という規格です。
なぜこの数字がそこまで重要なのかというと理由は2つあります。
直径8mm以上の太い苗は、「とう立ち(花芽が上がってしまう現象)」のリスクが一気に高まります。とう立ちすると玉が硬くなり商品価値がなくなるため、最も避けたいトラブルのひとつです。
逆に、極端に小さい苗は越冬性が低く、冬場の霜柱で根ごと浮き上がって枯死するケースが起こります。
育苗方法を選ぶ
玉ねぎの苗を育てる方法には、主に以下の3つがあります。
育苗方法
- 地床育苗:畑(苗床)に直接種をまいて育てる昔ながらの方法
- セル育苗:細かく仕切られたセルトレイに1粒ずつ種をまいて育てる方法
- チェーンポット育苗:連結されたペーパーポット(チェーンポット)を使用して育てる方法
それぞれ詳しくお話ししていきます。
地床育苗
地床育苗(じどこいくびょう)は、畑に直接畝(苗床)を作って種をまき、苗を育てる昔ながらの方法です。メリットとデメリットをあげると
- メリット:セルトレイや専用の培土などを購入する必要がないため資材費が安く済み、水管理の手間が比較的少ないのが特徴
- デメリット:苗床の除草や、苗の生育を揃えるための間引き作業が必須、さらに定植前に畑から苗を掘り上げ、土を落として大きさを揃える「苗取り・調製作業」に大きな労力がかかる
というものになります。それでは手順と管理のポイントをお話していきます。まずは手順は
手順
- 苗床作り
- 種まき
- 苗管理
- 定植
という順番になります。それぞれ詳しくお話しします。
まず苗床の準備ですが、日当たりと水はけが良く、水やりなどの管理がしやすい場所を選びます。連作障害や病気(立枯病など)を防ぐため、無病の土壌(過去にタマネギやネギ類を育てていない場所)を選ぶことが重要です。 本畑10a(1反)あたり、通路を含めて約40〜50㎡の面積の苗床を用意し、苦土石灰で酸度を調整し、完熟堆肥や肥料をすき込んで幅90〜130cm程度の畝を作ります。
次に種まき(播種)と乾燥防止です。種まきは条播き(土の表面に棒や指で等間隔に直線的な溝(条)を作り、その溝に沿って種をまく方法)が最適です。条間を5〜10cmほどあけて浅い溝を作り、種を5mm〜1cm間隔でまいていきます。 種が隠れる程度(5〜10mm)に薄く土を被せて軽く押さえ(鎮圧)、たっぷり水をやります。タマネギの種は発芽までに乾燥すると失敗しやすいため、発芽するまでは敷きわらやもみがら、不織布(寒冷紗など)で畝の表面を覆って乾燥を防ぎます。
次に発芽後の管理(間引き・除草・追肥)です。 約1週間で発芽したら、すぐに敷きわらなどの被覆物を取り除き、日に当てます。 本葉が1.5〜2枚出た頃(種まき後25日頃)に、苗が密集している部分を間引きし、苗同士の間隔が1〜2cm程度になるように揃えます。このとき、手作業でこまめに雑草も抜き取ります。 また、葉の色が薄くなったり生育が遅れている場合は、液肥などで追肥を行います。
最後に苗取りと定植です。種まきから約55〜60日後が定植の目安です。苗を取る際は、できるだけ根を切らないように丁寧に掘り上げることが、定植後の活着(根付き)を良くするポイントです。 掘り上げた苗の中から、極端な大苗や小苗を取り除き、草丈20〜25cm、根元の太さが5〜7mm(鉛筆よりやや細い程度)の適切なサイズの苗だけを選別して植え付けます。
セルトレイ育苗
細かい部屋(セル)に分かれたトレイに1粒ずつ種をまいて苗を育てる方法です。地床(畑)で育てる従来の方法とは異なる特徴やメリットがあり、機械化による省力化を目指す農家から家庭菜園まで幅広く活用されています。セルトレイについてはこちらの記事へ
セルトレイ育苗のメリットは
作業の大幅な省力化:地床育苗で必須となる苗床の除草や間引きが不要で畑から苗を掘り上げて土を落とし、大きさを揃える「苗取り・調製作業」も不要
均一な苗の大量生産:規格化されたトレイと専用培土を使用するため、生育が揃った均質な苗を計画的に生産しやすくなる
定植後の活着が良い:セルの中で根が絡み合って「根鉢(ねばち)」が形成されるため、定植時に根が傷みにくく、植え付け後の活着(根付き)が良くなる
機械による定植が可能:セルトレイで育てた苗は、全自動または半自動の野菜移植機にセットしてそのまま機械植えができるため、大規模栽培に非常に適している
デメリットはセルに入る土が少ないので、乾きやすく肥料切れもしやすくはなります。そこは注意しましょう。
セルトレイ育苗では、主に200穴、288穴、448穴などのトレイを使用します。失敗しないためのポイントをお話していきます。
ポイント
1. 均一な土詰めと種まき 専用の育苗培土(「ヰセキねぎっこ培土」など)を使用し、トレイ全体に均一に土を詰めます。専用の穴あけ具や播種機を使い、1セルに1粒ずつコート種子をまき、上からバーミキュライトや培土で覆土します。
2. 浮かし育苗(エアープルーニング) トレイを地面に直接置くのではなく、ベンチの上やパイプの上、あるいは防草シートの上に置いて、トレイの底穴を空気にさらすことが非常に重要です。根が空気に触れることで下に伸びるのが止まり、セルの中で根が巻いてしっかりとした「根鉢」が形成されます。
3. こまめな水やり(かん水) セルトレイは1つ1つの土の量が少ないため、乾燥しやすくなります。土の表面が乾かないよう、1日1〜2回こまめにかん水を行います。ただし、水を与えすぎると土の表面に藻が発生し、根鉢の形成が悪くなるため、夕方には土の表面が少し乾く程度に調整します。
4. 葉切り(剪葉)作業 苗が伸びてくると、葉が絡み合って倒れやすくなり、曲がった苗になってしまいます。これを防ぎ、太くてまっすぐな苗にするため、草丈が20cm程度になったら10〜15cmほどの長さに葉を切り揃えます。生育期間中に、成長に合わせて3〜5回程度行います。平らな場所で育苗するため、専用の葉切り機やバリカンなどを使って楽に作業ができます。
5. 追肥 基本的には培土に含まれる肥料で育ちますが、葉の色が薄くなってきた場合は肥料切れのサインです。その場合は、水やりの代わりに規定倍率に薄めた液体肥料を与えて追肥します。
セルトレイ育苗はプロの農家さんも行っていますが、初心者にもおすすめの方法となります。
チェーンポットを使った育苗
チェーンポット育苗は、チェーンポットと呼ばれ、紙でつくられた連結ポットで育苗する方法です。セル育苗と同様にトレイをベンチの上や遮根シートの上に置いて育苗します。
メリットとして
根が傷まず活着しやすい:セルトレイ育苗と同じくポットの培養土の中にしっかりと「根鉢」が形成されるため、畑に定植する際に太い根を切断せずに済み植え付け後の活着(根付き)が良くなる
作業の省力化:地床育苗で必要となる苗床の除草や間引き、移植前の苗取り・調製作業が不要になる
専用培土の活用:育苗には、適正な水分・pH・ECに調整された「ねぎ・たまねぎ用培土(例:ヰセキねぎっこ培土)」などが販売されており、育てやすい
デメリットとしてはやはりセルトレイと同じで乾燥や肥料切れに注意といったところです。チェーンポット育苗は多くのプロの農家に使われているので農家さんであればおすすめです。
育苗は剪葉をしっかりと
苗が伸びすぎてしまった場合は葉を切りそろえる、剪葉(せんよう) で対処します。地際から20cm程度のところで葉を切り揃えることで、苗の徒長(むだに伸びること)を防ぎ、定植時の作業精度も上がります。
定植は「深さ2.5cm」を死守する
そして最後は定植です。
定植の時期は、1日の平均気温が5℃に下がる約1ヶ月前までに済ませることが大事です。これは苗が十分に活着するための期間を確保するためです。
植える深さは2.5cm程度が基準で、白い部分が地表から見える程度に植えます。深植えすると球が肥大しにくくなり、浅植えだと霜で浮き上がってしまいます。
また黒マルチの使用も強くおすすめします。地温を確保しつつ雑草を抑え、さらに肥料の流亡(雨で流れ出すこと)も防げるため、一石三鳥の効果があります。
玉ねぎの土作りと施肥・追肥のタイミング

玉ねぎは浅根性(根が浅く張る性質)で肥料の吸収力が弱い作物です。そのため、土壌環境を事前にしっかり整えておく必要があります。
まずは酸度調整から始める
玉ねぎの好適pHは6.0〜6.5で、酸性土壌を嫌います。定植前に石灰質資材を施用して酸度を矯正するのが基本です。特にカキ殻石灰などの有機石灰がおすすめです。効きが穏やかで、土壌微生物への悪影響が少ないのがメリットです。
もみがらくん炭で土壌の物理性を改善
もみがらくん炭は玉ねぎ栽培との相性が抜群の資材です。排水性・通気性・保水性を同時に改善し、土壌微生物の住処にもなります。さらにミネラル補給により光合成を安定させ、病害虫への抵抗力を高める効果も期待できます。
堆肥を使う場合は、年間3t/10aを上限として投入し、土壌の物理性改善を行ってください。
元肥はリン酸多めが鉄則
玉ねぎは栽培期間が長いため、元肥を適切に効かせることが重要です。特にリン酸成分を多めに配合するのが鉄則で、根張りの促進と球の肥大に直結します。
追肥は「1月と2〜3月」で覚える
玉ねぎの追肥管理は、タイミングが命です。主に追肥は
- 1月上旬
- 2~3月
の2回の追肥(中晩生は3回の1,2,3月)で考えましょう。
1月上旬の追肥は、冬を越した苗の根張りを促進するために行います。この時期に肥料を効かせることで、春先の急成長に備えた体づくりができます。
2月〜3月の「止め肥」 は最後の追肥で、ここで球の肥大に必要な栄養を仕上げます。
注意してほしいのが、4月以降は絶対に追肥しないというルールです。収穫間際の追肥は、貯蔵中の腐敗や品質低下を招く直接的な原因になります。4月に追肥して秋に全部腐ったという失敗談を聞いたこともあります。
家庭菜園などは一発肥料
追肥のタイミング管理が面倒な場合は、一発肥料(長期肥効型の被覆肥料) を活用する方法があります。
玉ねぎ一発肥料のようなものは、元肥として施用するだけで120〜150日間効果が持続し、追肥作業をまるごと省略できます。特に広い面積を管理している農家さんや、忙しくてこまめに追肥できない家庭菜園の方には、資材屋で業界でも人気になっていた商品でした。
気をつけるべき玉ねぎの病害虫

玉ねぎは特定の病害虫に弱い作物で、発生してからの対処では手遅れになるケースが多いです。「予防」と「早期発見」が防除の基本になります。特におおい被害
タマネギ栽培の病害・害虫
- べと病
- 軟腐病
- 害虫被害
についてお話していきます。
べと病は春先の最大リスク
べと病は低温多湿の3〜5月に発生しやすく、玉ねぎ栽培で最も警戒すべき病害です。感染した株を見つけたら直ちに抜き取り、畑外で処分します。
予防としては、ジマンダイセンなどの保護殺菌剤を発生前から定期的に散布することが有効です。
軟腐病は排水対策が最大の防除
軟腐病は高温多雨の7〜8月に発生し、玉が内部からドロドロに溶けてしまう病害です。葉に傷をつけないこと、そして排水対策を徹底することが最大の予防策になります。
害虫はタマネギバエとネギアザミウマに注意
タマネギバエ(およびタネバエ)はうじ状の幼虫がタマネギの地際(茎)や根部に侵入して食害し、株を腐敗・枯死させてしまう害虫です。タネバエの場合、年に5〜6回発生し、土の中で蛹の状態で越冬します。
有機質の腐熟する臭いに強く誘引されて飛来し、産卵します。そのため、畑に未熟な堆肥や有機質資材を施用すると、発生リスクが跳ね上がります。そのため最も重要な予防策は、臭いの強い未熟な有機質肥料の施用を控えることと、タマネギの連作を避けることです。また、苗床の段階での防除を徹底し、定植前や定植時に土壌へ粒剤などの殺虫剤を混和して、土中の幼虫を初期に叩くことが基本となります。
ネギアザミウマは体長1.1~1.4mm前後の非常に小さな害虫で、多照・少雨(乾燥)の環境下で多発しやすい傾向があります。タマネギだけでなく、ネギ類やトマト、ナスなど多くの作物に寄生し、雑草などの根際で越冬してから春に増殖を繰り返します。ネギアザミウマによる食害痕から病原細菌が侵入・増殖し、腐敗球を激増させる原因になります。
繁殖サイクルが早いため、薬剤抵抗性を獲得した個体群が広く確認されています。そのため、同じ成分の薬を連続して使用することは避け、作用体系の異なる殺虫剤をローテーション散布しましょう。また越冬場所や発生源となる圃場周辺の雑草を徹底的に除草しましょう。
収穫と貯蔵|最後の工程で商品価値が決まる

どんなに上手に栽培しても、収穫と貯蔵の処理を間違えれば台無しになります。最後まで気を抜かないことが大切です。
収穫適期は「茎葉の7〜8割倒伏」が目安
収穫のタイミングは、圃場全体の茎葉が70〜80%倒伏した時期が適期です。早すぎると球が未成熟で貯蔵性が落ち、遅すぎると裂球や腐敗のリスクが高まります。
収穫日は晴天が続いて土が乾いている日を選びます。雨天や土壌が湿った状態での収穫は、貯蔵性を著しく損ないます。
地干しとキュアリングで貯蔵性を上げる
収穫直後の地干し(畑で1〜2日間の天日干し) は、球内部の余剰水分を排出して腐敗率を下げる重要な工程です。この一手間を省くかどうかで、貯蔵中の腐敗率がまったく違ってきます。
さらに長期貯蔵を目指す場合は、キュアリング(40〜45℃の熱風で12〜16時間乾燥) を行い、水分を10%程度減少させることが有効です。
貯蔵は通気性の確保が鍵
家庭菜園レベルでは、数球ずつ束ねて風通しの良い日陰に吊るす吊り貯蔵が手軽で確実です。大量に保管する場合は、葉を切り落としてコンテナに薄く広げ、風通しを確保する方法が実用的です。
休眠が終わって萌芽や発根が始まるタイミングでは、-1~0℃前後の低温貯蔵庫での管理が望ましくなります。
まとめ
それでは今日のまとめです。
今日のまとめ
- 作型と品種は地域と目的に合わせて選ぶ。初心者には中生品種がおすすめ
- 育苗では苗の直径5〜7mmが基準。太すぎるととう立ち、細すぎると越冬不良
- 土作りはpH6.0〜6.5への酸度調整と、もみがらくん炭の活用が効果的
- 追肥は1月と2〜3月の2〜3回。4月以降の追肥は腐敗の原因になるため厳禁
- 一発肥料を使えば追肥の手間をゼロにできる
- 病害虫防除は予防散布・排水対策・モニタリングの3本柱で対応
- 収穫は茎葉の7〜8割倒伏が目安。地干しをしっかり行って貯蔵性を確保する
玉ねぎは栽培期間が長い分、各工程での判断ひとつひとつが最終的な品質と収量に響いてきます。まずは苗の太さと追肥のタイミング、この2つだけは絶対に外さないようにしてください。そこさえ押さえれば、玉ねぎ栽培の成功率は格段に上がります。